紅茶は嗜好品とみなされていますが、実は健康にもとてもいいものなのです。
その作用は様々で、消毒にいい、あるいはダイエット効果や
新陳代謝を整える効果があるともいわれます。
さらに、抗酸化作用もあるのです。
紅茶の抗酸化作用とは?
この抗酸化作用というのは、見聞きしたことのある人もいるでしょう。
これは一言でいえば、活性酸素が増えるのを防いでくれる作用のことです。
たとえばストレスや紫外線、あるいは喫煙などによって活性酸素が増えると体が酸化し、
体にダメージが出やすくなります。
よく金属を濡れたままにしておくと、
錆が出るようになりますが、あれとちょっと似ています。
しかし、なぜ紅茶に抗酸化作用があるのでしょう。
かつて紅茶の効能に関する様々な研究が行われ、
その結果、紅茶には血糖値の上昇を抑えることがわかりました。
血糖値の上昇には酵素の存在が関わっていますが、
紅茶にはその酵素を抑える働きがあるのです。
それから悪玉コレステロールを少なくする効果もあります。
悪玉コレステロールは、いわゆる血栓の原因になります。
しかし紅茶を飲むことにより、血糖値の上昇を抑え、
しかも血栓ができるもとを断つ働きをしてくれるわけですから、
生活習慣病をある程度予防する効果もあるといえそうです。
どのような紅茶をどうやって飲めばいいのでしょう
それから活性酸素を予防する、つまり抗酸化作用があるというのは、
化粧品などの広告にもよく登場します。
抗酸化作用というのは、シミができるのを抑え、
また老化を防ぐため、美容の面での効果もかなりあるのです。
ですから紅茶は健康面のみならず、
美容面でも大きく貢献しているといえます。
そのためにも、紅茶を一日何杯か飲む習慣をつけるといいかもしれません。
特に紅茶は発酵させているため、ポリフェノールの含有量が高く、
特にウバやディンブラ、アッサムなどの紅茶はお勧めといえます。
紅茶の淹れ方はリーフでもティーバッグでもいいのですが、
必ず適度に蒸らして、成分そのものを抽出するようにしましょう。
ストレートティーは成分をそのまま取り入れることができますが、
お好みでミルクを入れるのもいいでしょう。
また紅茶が様々な効能があると言っても、飲み過ぎは禁物です。
飲みすぎることで尿路結石を起こしたり、
またタンニンによる鉄分不足で、貧血を起こすこともあります。
午後のティータイムとか、夜にちょっとくつろぎたい時などに、
適量を淹れて飲むようにしましょう。
またカフェインが含まれていますので、
寝る直前に飲むと、なかなか眠れないこともあります。
この点にも注意しましょう。