週末は何かとお菓子を作る機会が増えたのですが、
最近のハマりネタはもっぱらムース系のケーキ、そんな時活躍するのが紅茶の葉です。
果物のピュレを使うこともありますが、
紅茶の香りもまた捨てがたい、先週も試しに作ってみました。
紅茶のムースの簡単な作り方
シャルロットポワール、洋梨のムースを使ったものですが、その応用で紅茶版ですね。
キュイエール生地をオーブンで焼き、それをセルクルの底と側面に敷き詰めます。
隙間のない状態にし冷蔵庫で保管、次にムースを作りますが、
流し込むのでできればある程度高さのあるセルクルがいいでしょう。
ムースはまず少量の水とアールグレーの茶葉を火にかけ煮出します。
色が濃く出てきたら牛乳でさらに煮出します。
ホワイトチョコを刻んでボールに用意しミルクティーが熱いうちに注ぎます。
それをかき混ぜてチョコが溶けたらあらかじめ下準備してあるゼラチンも溶かします。
溶けたら氷水の入った容器にボールを浸しゴムヘラでゆっくり混ぜながら冷まします。
冷めたらたてた生クリームを合わせ型に流し込み、冷蔵庫で固まるまで放置します。
これで基本の部分は出来上がり。
あとは好みでフルーツなどを並べて完成ですが、底に敷くのもいいですね。
カットした時の断面に綺麗に並んでいればさらに美味しそうに見えるはずです。
想像より美味しくできる自作のケーキ
自分で作ったことのない方にはなかなか理解できないのですが、
実は手作りでもかなり美味しいケーキが作れたりします。
プロのパティシエと比較すれば当然ながら見栄えで劣る部分は否めませんが、
味だけに関して言えば見た目の差ほどは気にならないものです。
私が手作りに目覚めたのはそう感じたからなのですが、
少なくとも体に悪そうな材料を使わないで済むのはメリットの一つ、
砂糖が多すぎると思えば加減できるのが手作りの良さです。
何度か作るうちにレパートリーになった紅茶のムース、
キュイエールを焼くのが面倒ならムースにフルーツを盛り付けて、
レストランデセールのように仕上げてもいいですね。
パイ生地を乗せてもいいですし、アイスクリームを盛り付けても格好がつきます。
要は自由な発想でいいわけで、またお皿に盛るかパフェグラスにするかによっても楽しみが広がりますね。
ムースが上手にできるかどうかの差はあっても、
基本に忠実ならそんなに失敗もしないように思います。
紅茶の風味が活かせれば本当に品のいい仕上がりになりますし、
市販のケーキじゃないとなんて思わなくなります。
ネットなどで調べればだいたいのレシピは手に入る時代、
もし時間と興味があるならば一度作ってごらんになるといいかと思います。
少しはパティシエ気分に浸れるかもしれません。