紅茶には大きく分けて、ホットティーとアイスティーがあります。
紅茶の本家イギリスでは、元々紅茶といえばホットティーのことをさしていました。
アイスティーはアメリカで生まれたもので、
1904年のセントルイス万国博覧会で初めて提供されたという説もありますし、
またそれ以前に既に普及していたという説もあります。
アイスティーに合う紅茶、ホットで飲みたい紅茶
主に夏の飲み物ということもあり、ホットティーに比べると、
カジュアルな雰囲気のあるアイスティーですが、
もちろんアイスティーに向く紅茶とそうでない紅茶があります。
たとえばダージリンなどはホットで飲んだ方がいいのですが、
アッサムのように濃いめで、ミルクとの相性がいい紅茶は、
アイスティーにして飲んでもおいしいものです。
もちろん淹れ方も、ホットティーとはやや異なります。
アイスティーの場合は、濃く淹れた紅茶を氷の入ったグラスに入れるため、
かなり濃いめに出すのがいいのです。
もちろんあまり濃くすると、苦みを感じることもありますので、
ホットティーよりもやや濃いめくらいがいいでしょう。
銘柄は様々ですが、日本でも簡単に入手できるサー・トーマス・リプトン、
あるいはトワイニングなどでももちろん美味しくできます。
紅茶にこだわりのある人は、専門店の茶葉であるとか、
あるいは業務用などを購入するという方法もあります。
アッサムの効能いろいろ
ところで紅茶には様々な効能があります。
消毒作用があるとか、お通じがよくなるなどに加え、
ダイエット効果もあるので、女性には特にお勧めです。
その他にも動脈硬化を予防するなど健康面でもメリットがありますし、
リラックス作用もありますので、仕事が終わってほっと一息したい時にも最適です。
さらにアッサムの場合は、アッサムサポニンという成分が含まれています。
これにより血行がよくなる、あるいは活性酸素を除去するという効果が得られますので、
美容の面でもメリットが大きいというわけです。
活性酸素の除去、つまり抗酸化作用があるということは、
アンチエイジング効果も高いということです。
その他にもメラニンの増殖を抑えるので、しみやくすみを改善する働きがありますし、
お腹の調子が悪い時に、腸を整える作用もあります。
色々嬉しいことずくめですが、それ以外に骨粗鬆症を防ぐ働きもあります。
これは元々紅茶に含まれるテアフラビンという成分が、
骨粗鬆症の一因である破骨細胞を減らしてくれるからなのです。
リラックス、そしてダイエット目的以外にも、様々な意味で体にいいアッサムティー、
茶葉をふんだんに使ったアイスティーを楽しむことで、
心にも体にもプラスの効果をもたらしてくれるのです。