私がお勧めする紅茶の飲み方は紅茶にジャムを入れて飲むロシアンティーです。
正確に言うとロシアの方では紅茶にジャムを直接入れるのではなく、
スプーンに付いたジャムを直接舐めながら紅茶をすするのがロシアンティーなのですが、
特に紅茶の中にジャムを入れて飲んでもロシアンティーと言うので、
ここではロシアンティーと呼ぶことにします。
ロシアンティーの作り方
ロシアンティーに使用する紅茶の茶葉は渋みと香りが少ない紅茶葉を選びます。
私の場合はディンブラかアッサムを使用します。
紅茶の銘柄に関して言いますと銘柄はリプトンのディンブラでも良いですし、
セレクティーのディンブラでも良いです。
アッサムも同様でリプトンでも良いですしトワイニングの物でもかまいません。
紅茶の入れ方としてはポットがある場合はポットに熱いお湯をいれ、
茶葉を入れ1分間蒸らしてティーカップに注ぎます。これで紅茶は準備完了です。
後はそこにスプーン一杯分のジャムを入れればロシアンティーとなります。
香り付けとしてブランデーを一滴入れると、
ブランデーの良い香りが広がるので香りも楽しむことが出来ます。
渋みと香りの強い紅茶を使用すると、
ジャムの味わいを紅茶の渋みが消してしまうため注意が必要になります。
イギリス式のロシアンティーとは
実際にロシアンティーを飲んで感じたことは、
ジャムの甘味が一番重要だということです。
ジャムの糖度が低いと紅茶の渋みに負けてしまい、
渋みが残るため砂糖を入れなければならなくなります。
ジャムはフルーツ系のジャムが合いますが、
バラの花が入ったローズジャムを使用すると紅茶の香りがよくなり、
エレガントさが出ているように感じるかもしれません。
しかし、飲み方としてはイギリス式のロシアンティーのほうがよいように思います。
イギリス式のロシアンティーは柑橘類を使用した飲み方で、
レモンなどを薄切りにして砂糖漬けにして紅茶の中に入れて飲みます。
これだとレモンの酸味と砂糖の甘味、
紅茶のほんの少しの渋みを楽しむことが出来ます。
ロシアンティーは基本的にホットで飲む紅茶なのでアイスで飲む分には向きません。
アイスで飲む場合だとジャムが溶けないので、
イギリス式のロシアンティーで砂糖の変わりに蜂蜜を使用して、
柑橘類を浸した物を紅茶に入れると一応アイスのロシアンティーを作ることはできます。
ロシアンティーの効能としては紅茶にブランデーを入れるため体を温める効果があり、
イギリス式だとレモンを入れるので、
ビタミンCとブランデーを使用することによる体を温める効果が期待できます。
少し変わった紅茶の飲み方にチャレンジしたいのであればロシアンティーをお勧めします。