体にいいハーブティーを飲んでみたいけれど、色々種類がありすぎて、
何から飲んでみたらいいのかよくわからない…と迷っているのであれば、
まずはごく一般的なものから試してみるのがおすすめです。
健康の目的別に様々なブレンドティーも販売されていますが、
あまりに多くのハーブがミックスされていると、
「結局味がよくわからない」という難点もありますので、
少量のストレート・ハーブティーから挑戦するのがよいでしょう。
おすすめハーブティーいろいろ
「食後にお茶を飲んでさっぱりする」という日本人的な感覚からもおすすめなのが、
ペパーミントを代表とするミントティーです。
歯磨き粉やガムを予想してしまう人も多いのですが、
香料としてではなく、ミントそのものの葉を利用したハーブティーは、
清冽な香りがして素晴らしいものです。
チョコミントアイスやガムのように、
口の中がスースーするような味わいではなく、
むしろまろやかな口当たりが特徴です。
効能としては、さっぱりとリフレッシュ・気分転換ができる他、
脂っこいものを食べた後の消化を助けたり、
口中の臭いをふせぐ消臭・抗菌効能があります。
また、穏やかな整腸作用があるため、
便秘やガス膨張で困っている場合にもうってつけです。
カフェインも含まれないので、就寝前の水分補給にも利用できます。
ミントは「べにふうき」との相性もぴったり!
おいしいミントティーを淹れるなら、やはり生の葉を使うのが一番です。
生のミント葉はスーパーの野菜売り場でも束で売られていますし、
繁殖力・耐性が強いので、プランターや小鉢栽培で育てるのも簡単です。
できれば花が咲く前の葉を選んで使うと、より鮮やかな芳香が楽しめます。
熱湯を入れたマグカップに葉を含む小枝をほんの少し浸すだけで、
きれいな緑色のハーブティーが楽しめます。
乾燥させたミント葉も美味しいのですが、
あまり長く保存すると芳香が逃げてしまうので、
少量ずつ購入して早めに飲み切るのがベターです。
また、厳密に言うとハーブティーの定義から少し外れてしまいますが、
ミントの免疫力改善効果に着目し、
花粉症などのアレルギー症状を改善するための緑茶ブレンドに利用したものも、
美味しいのでおすすめです。
コーヒーで有名なブルックスですが、お茶セクションの評価も非常に高く、
国産緑茶べにふうきにミント葉をブレンドしたブレンドティー
「すっきり緑茶べにふうき」は、爽やかなミントの風味と
べにふうきの苦みが絶妙のバランスを取っている、健康ハーブティーです。
ミントの爽やかな香味を引き出し、
抗アレルギー成分であるメチル化カテキンをしっかり抽出させるためにも、
少し熱めのお湯で心持ち長めに淹れていただきましょう。
花粉の飛来する季節だけでなく、
通年を通して習慣的に飲むと、非常に効果的ですよ。