くつろぐ時に一杯の紅茶、体も心もほっとするひと時です。
お気に入りの茶葉、あるいはティーバッグに熱湯を注ぎ、
豊かな味と香りを楽しむのは、日常生活の中での貴重な癒やしの時間でしょう。
色々な紅茶と楽しみ方
茶葉の好みは人それぞれですが、
リラックス効果でお勧めしたいのはダージリンです。
このダージリンは紅茶のシャンパンという異名もあり、
香りのよさをストレートティーで味わうことをおすすめしたいです。
しかし中にはストレートティーでなく、
ミルクを入れて味わいたいという人もいます。
そのような人にはアッサムやディンブラなどの茶葉がお勧めです。
これらの茶葉は濃厚さ、コクの強さが売り物なので、
ミルクを多めに入れると、非常にまろやかな味になります。
またベルガモットの香りで有名なアールグレイ、
これもその独特に香りに癒される人も多いでしょう。
ストレートティーでもいいのですが、
アイスティー、ミルクティーとして味わうこともできます。
また茶葉で淹れる場合も、
ティーバッグを利用する場合もポットを使って淹れると、
紅茶の美味しさと香りが濃厚に出て、より一層くつろいだ時間を楽しめます。
ポットとカップは、あらかじめお湯を入れて温めて、
ポットにはできればティーコージーをかぶせておくといいでしょう。
紅茶に隠された様々な効能とは
ところでなぜ紅茶を飲むと、ほっとした気分になれるのでしょうか。
もちろん休息という意味もありますが、
実は紅茶には様々な効能が隠されています。
たとえば紅茶に含まれているカフェインは、
疲労を回復したり、あるいはストレスを発散してくれる効果があります。
その他にも、抗酸化作用、コレステロールの抑制作用などもありますので、
生活習慣病予防にも役に立ってくれます。
もちろん動脈硬化を抑制してもくれます。
ですから紅茶は飲み物、嗜好品であると同時に、
体を健康に保つ働きもしてくれます。
また血管の収縮作用もあります。
特にダージリンはこの疲労回復効果が高いので、
ちょっと疲れた時に一杯という時にはお勧めです。
また知名度においてダージリンと並ぶアッサムは、
胃や腸の調子を整える働きがあります。
その他にも花粉症対策や消臭効果、
利尿効果など書ききれないほの効能がたくさん隠されています。
またアールグレイのベルガモットには、
気分を落ち着けてくれたり、
胃のもたれを解消してくれるといった効果に加え、
うがい薬としての効能も持ち合わせています。
実際のどが痛む時、ベルガモットティーでうがいをすると、
痛みが治まるのだそうです。
こういった意味からも、茶葉を楽しんだり、
雰囲気を味わうだけでなく、健康面からも紅茶を飲むのは望ましいといえます。